みなさま、今まさに物語の佳境を迎えている『バチェロレッテ・ジャパン』をご存知でしょうか…?
もととなったのは、アマゾンプライムが配信する大人気リアリティーショー『バチェラー・シリーズ』。
そして、ひとりの独身男性を幾多の女性が奪い合うこの婚活番組の、男女逆転版がこの『バチェロレッテ』なのです…!
わたし自身は3シーズンあった『バチェラー』を最初っっから見守っていた熱心な視聴者なのですが、この『バチェロレッテ』で驚いたのはシリーズのファンではなかったはずの女性たちからの意外な反響です。
いままで番組を観たことがなかった人たちから、登場人物を通して「男女」について語られる機会がとても増えているのです。
さあ、いったいこの「婚活サバイバル」はどういった結末を迎えるのでしょうか…?
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もくじ
選ぶつもりが選ばれるバチェロッテ・福田萌子
今回の『バチェロレッテ・ジャパン』にて、初代バチェロッテとして選ばれたのが32歳のセレブ女性・福田萌子(ふくだもえこ)さん。
スポーツや旅を通したトレーナー業、鍛えあげられた抜群のスタイルを活かしたモデル業など、豊かなタレント性を使いこなして生きる情熱的な女性です。
個性心理学で読む #バチェロレッテ 福田萌子さま🌹
メインが「虎」・自分軸100・「太陽」の男性性
人は率いるもの。ロマンを追い求め、言葉は理解ではなく導きのために使う。カラフルで派手な色がすき。身内に甘い。レッツエンジョーイ👍
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— ひよぴ🐑🌹🧹生存戦略 (@hi4r1_xo) October 24, 2020
福田萌子さんの素質は「虎」!
萌子さんの生年月日は1987年6月26日で、メインの素質に「虎」を持ちます。
虎の女性には、強いリーダーシップと母性があるのです。
実は、放送前はわたしも「女性が男性を選ぶ」という趣旨に対して彼女への風当たりが強くならないといいな…とハラハラしていました。だけど、いざ蓋を開けてみてびっくり。特に女性からの圧倒的な支持の声があがっていたのです。
ワークアウトのシーンでも、
「レッツエンジョイ☆」
「辛い時が成長する時だよ!!!」
なんて力強いお言葉を連発されていましたよね。
「虎」という結果を見ると、周りの人たちから「ついていきたい」と思われるようなその人間性にも深くうなずけます。虎は世話焼きで、面倒見がいいんです。
萌子さんの理想像は「子守熊(コアラ)」であるため、ただ理想を追い求めるだけではなく、現実・特に金銭面とのバランスや安定を求めます。
また、サービス精神も旺盛で、特に男性陣についてふりかえる場面では、わたしたちがクスッとできるようなユニークなコメントを出してくれますよね。
また、物事の判断基準では「即断即決・即行動」がテーマで何事もてきぱき進めたい「チーター」が顔を出します。ツイッターでも、萌子さんが男性たちひとりひとりに見切りをつけた瞬間の表情が話題になっていました(笑)
友永、バチェロレッテに出て萌子さんにこの顔されてほしい#バチェロレッテ pic.twitter.com/y1G84SKvLG
— くしゃみ (@Kusha_mi) October 17, 2020
福田萌子さんのパーソナルスタンスは「自分軸」が100パーセント!
萌子さんのなかにあるのは、すべて「自分軸」を持つキャラクター。
彼女の発言からは、いつも相手を思いやり、相手の視点に立って考えている姿勢が伺えます。他人軸を持たない彼女は、人生のうちでたくさんの失敗と努力をへて後天的にそのスタンスを身につけてきたのでしょう。
しかし、萌子さんには「結局、自分は自分」という考えや葛藤もあるはず。だからこそ、割り切って他人と関係を築けたり、優しくできるような場面も出てくるのです。
福田萌子さんの使命は「火」のプラス!
萌子さんは、「太陽」のような人生の哲学を持つ人です。
五行思想では「火」と「陽」の性質にあたり、エネルギッシュで影響力のある人物。感情豊かで情にもろく、よく相手の生き方に感銘を受けて涙を流す場面も見られますよね。(かわいい)
ただし、そんな天真爛漫な魅力を持つ彼女の使命には、女性でありながら「男性性」によって運が導かれる性質(陽=プラス)が含まれています。
旅好きで行動力のある能動的な部分は、おそらくそんな陽の性質によるもの。
こういったリアリティーショーによくある同性による嫉妬や反感の声がまったく見当たらず、女性ファンが増えた影響には、頼りがいのある彼女への「異性性」としての憧れがあったはずです。
むしろ、彼女に下手な文句を言う出演者や視聴者の男性たちにこそ、「同性性」としてのやっかみを感じてしまうのです。
ミューズを追い求める画家・杉田陽平
最終候補のふたりにまで残ったひとりが、三重県出身の35歳で芸術家の杉田陽平(すぎたようへい)さん。「杉ちゃん」の愛称で親しまれている、おっとりとした控えめな男性です。
個性心理学で読む #バチェロレッテ 杉田陽平さん🌹
メインが「ひつじ」・相手軸60・「土」の女性性
人は和ませるもの。ルールは守るもの。笑顔はなるものでなく、させるもの。
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— ひよぴ🐑🌹🧹生存戦略 (@hi4r1_xo) October 24, 2020
杉田陽平さんの素質は「ひつじ」!
杉ちゃんの生年月日は1983年10月28日で、メインの素質に「ひつじ」を持ちます。
ひつじのテーマは、協調性。コミュニティに属して情報収集をしたり、チームワークを持って自身の向上に生かすために「全体」や「和」を重視します。
そのため、1話のカクテルパーティーではなかなか萌子さんに積極的に話しかけることができず、ライバルであるはずの男性陣から励まされる始末です…(笑)
ひつじは、みんなのためになることであれば行動力を発揮しますが、そうであるかわからないことには自分から動くことができません。
ですが、そのシーンでいちばん感じたのは彼の「第一印象」である「こじか」の存在です。
こじかは人見知りで神経質。しかし、一度心を開くとだれよりも甘え上手になります。そんな性格を見抜いている人からは、「放っておけない」相手としてとらえられるのです。
萌子さんも、いつも杉ちゃんに対しては「カワイイ〜」と好意的にとらえている場面が多いですよね。
仕切り屋なところがある虎の萌子さんにとって、ひつじの杉ちゃんはコントロールが効かない、むしろパワーバランス的にはだれよりも主導権を握られてしまう関係です。(でも、それが逆に心地いいんだろうなあ…)
そんな「虎」のキャラクターは、杉ちゃんにとっては「隠れ持った自分」、共感できる部分でもあるのです。
杉ちゃんの憧れや判断基準でもある「狼」は個性に惹かれます。相手のユニークな部分や、自分のペースを尊重したいのです。また、意外とミーハーな面もあって、新しいモノ好き。
『バチェロッテ』に出演すること自体にも、そこまで抵抗はなかったのではないでしょうか。だから、萌子さんを何度も「唯一無二」と表現するのです。
杉田陽平さんのパーソナルスタンスは「他人軸」が60パーセント!
実は、「いや、どうして今回は女性が選ばれる側なのに、萌子ばっかり男性陣のこと受け入れる感じなの!?みんな萌子のこと好きじゃないでしょ!?自分が知ってもらいたいばっかりで、萌子のこと受け入れるなんて考えがそもそもないんでしょ!!!」とず〜〜〜っと思ってたんです…。
だけど、「自分が認められたい」ではなく、唯一そんな彼女自身を認めようとするスタンスに見えたのが、他人軸を60パーセント・自分軸を20パーセントずつ持つ杉ちゃん。
後天的に他者の・多様な視点を身につけてきた萌子さんにとっても、自然体にふるまっていても相手を優先できる彼が、とても魅力的にうつるのでしょう。
最終回直前スペシャルでも、(他の男性に対してですが)「人がだれかのことを”完璧”だと話す時って、自分にないものを言うんです』という発言がありました。
一見正反対に見えるふたりだからこそ、お互いにどうしようもなく惹かれてしまう部分が多かったんだろうな。
というのも、他人軸がメインだと価値観や人から見た印象が必然的に「いい人」に落ち着いてしまうのです。だからこそ、自分をアピールしなければいけない状況や、勝負事には「自分軸」を使いこなさなければいけません。
確固たる芯や自身のある萌子さんは、杉ちゃんにとっても指針となる女性なのでしょう。
そして、萌子さんが恋愛感情を確信するには、彼自身の自分軸である選択や哲学に触れるチャンスが必要不可欠。そんな価値観の「ちがい」こそが、ファイナルローズへの鍵を握るはずです。
杉田陽平さんの使命は「土」のマイナス!
杉ちゃんは、「大地」のような人生の哲学を持つ人です。
五行思想では「土」と「隠」の性質にあたり、庶民派で包容力のある人物。親しみやすく多くの人に「ほっ」とした印象を与える一方で、スロースターターでゆっくり理想をつくりあげる地道さがウリです。
しかし、そんな素朴な魅力を持つ彼の使命には、男性でありながら「女性性」によって運が導かれる性質(隠=マイナス)が含まれています。
だけど、ここが杉ちゃんがこれまで勝ち残り続けたポイントでもあります。
隠と陽、女性性と男性性には、優劣はありません。むしろ、右がなければ「左」という概念がないように、お互いに片方があるから片方が存在できる、必須の関係性なのです。
萌子さんは、杉ちゃんの持つ女性性を通して、自分も女性らしくいられます。それでこそ安心して仕事やその他の人間関係において、自身の男性性を発揮できるのです。
そして、杉ちゃんにとっての萌子さんも同じ。萌子さんがいるから、自分の男性らしさを引き出せます。それでこそ、女性性を上手く使ってその柔軟さや感性を活かすことに自信が持てるのです。
杉ちゃんの持つ「土」は、萌子さんの持つ「火」によって生まれる関係です。
火は土を生むことで、自身をも増やせます。杉ちゃんのなかには萌子さんによって生まれる影響が多くあり、萌子さんは杉ちゃんがいるだけでその存在を肯定されます。
ふたりは、増やしあい、補いあうような関係性なのです。
だからこそ、あの言葉が出たのでしょう。
「貴方のことを考えると成長出来るしびっくりする明日になる。そんな明日がこれから続いたらびっくりするような将来がある気がする。貴方は生きるのに必要不可欠な存在になった。今の自分がすごく好き。」今までで一番刺さった言葉。おばちゃんにみえるとか言ってごめん杉ちゃん。#バチェロレッテ
— みやぴす (@miyapisu01) October 15, 2020
実業家というよりは自信家・サイコパス黄皓
続いて、最終候補者の2人にまで選ばれたもうひとりは会社経営者の黄皓(こうこう)さん。中国生まれの33歳です。
…で、えっと、ごめんなさい、先に謝っておきます。「コウコウ」こと黄皓さん、顔が死ぬほどわたしのタイプなので、アゲ分析はしないけどたぶんめちゃめちゃフォローしちゃってるはず…!
個性心理学で読む #バチェロレッテ 黄皓さん🌹
メインが「チータ」・自分軸70・「金」の男性性
人は追い抜かすもの。刺激を常に求め、待つのがニガテ。好きになるのも諦めるも早い。自信家で負けず嫌いの裸の王様。頭隠して尻隠さずのいじらしさ🥺💕
最終回予想はこちら💨https://t.co/9sBn3vg5Kb pic.twitter.com/AoIHNaANiB
— ひよぴ🐑🌹🧹生存戦略 (@hi4r1_xo) October 24, 2020
黄皓さんの素質は「チーター」!
コウコウの生年月日は1986年9月23日で、メインの素質に「チーター」を持ちます。
チーターは萌子さんの判断基準と同じく「即断即決・即行動」で、悪く言えばせっかちな性格。大胆で自信家なところがあり、スピード勝負で勢いのあるキャタクターです。
人からのイメージである「虎」も、萌子さんのメインの素質と一緒。虎は経営者に本当〜〜に多いです。
一方で、コウコウの理想とする「こじか」は、むしろ杉ちゃんが持つイメージの素質。だから、台湾での水着デートで「実は男性陣と喧嘩になった」って打ち明けられたのはコウコウにとってよかったですよね。萌子さんは、彼にとって弱みを見せられる・見せたい相手なんだろうと思います。
そして、コウコウの隠れ持つ「ひつじ」も、杉ちゃんにとってのメインの素質ですよね。本当は杉ちゃんみたいに周りと上手くやりたいのです。みんなと仲良くしたかったんですよね。だから、ああ打ち明けたのだと思います。
そして、杉ちゃんのパートでも触れたように、ひつじの「調和」が萌子さんの虎にとても刺さる武器にもなるんですよね…!
なのに、(さらに)物事を決めるときには「ペガサス」が顔を出します。独特のエッジを効かせて、直感で判断してしまうのです。
もちろん、ペガサス自体が悪いわけではありません。この素質を上手く使って生み出された斬新なアイディアも世の中にはたくさんあることでしょう。
だけど、コウコウさんの場合は「だから視聴者にサイコパスって呼ばれちゃうんだよ…?」と思うのです。
チーターの持つ自信家で即断即決ができる力を、ペガサスの直感で解釈して使ってしまう。
そうすると、コウコウが持つリーダーシップや面倒見の良さ、本当は人の和を大事にしたいし、「放っておけない存在」になれるはずのいじらしさは活かされず、損なわれてしまうから。
黄皓さんのパーソナルスタンスは「自分軸」が70パーセント!
「葛藤」は、彼のパーソナルスタンスからも読みとれます。
コウコウは、70パーセントの自分軸と30パーセントの他人軸を持ち合わせています。だけど、どちらかの割合が強い人は、やっぱり両立に悩むことが多いのです。
案外、萌子さんのようにどちらかが100パーセントだったり、半分ずつに近い人のほうが割り切ってもう片方を増やしていけたりします。
だけど、コウコウさんのように自分軸の割合が高い人は、自身の他人軸を切り捨ててしまいたくなる傾向があるんですよね。でも、捨てきれるわけがないから。だから悩むんです。
男性同士で言い争った回があったり、自信満々で他の男性を下げることでマウントをとろうとしたり(でもそれがバレバレでかわいい)。自分軸、つまり主観を大事にしようとしていることがよく読みとれます。
そして、自分自身や自分の考え、自分の視点をいちばんに優先して大事にできることは、現代において大事な価値観だし、羨ましいとさえ思います。
だけど、萌子さんから見るとどうでしょうか。
きっと彼女にとっても、価値観や考え方が理解し合える相手ではあるでしょう。
だけど、すでに絶対的な自分軸を持ち、それにプラスして努力で柔軟性を身につけてきた彼女にとっては新たな発見がある相手ではないのかな、とも感じてしまうのです。
黄皓さんの使命は「金」のプラス!
コウコウは、「鉱脈」のような人生の哲学を持つ人。
五行思想では「金」と「陽」の性質にあたり、パワフルですべてのことに全力をそそぐ人物です。鍛錬を惜しまず、試練によって磨かれていきます。
さらに、そんな努力家で負けず嫌いな彼の使命には、自分の男性性をより強めてくれる性質(陽=プラス)が含まれています。
萌子さんとは「男性性」同士で、そのまま「同志」という意味でも受け取れます。つまりは、似た者同士なんですよね。
きっと、お互いに分かち合える、共感できる存在だからここまで勝ち残ったのでしょう。
だけど、萌子さんの持つ「火」はその熱で「金」を溶かす関係です。萌子さんはそのエネルギーを消費し、コウコウは軟化します。
彼は萌子さんの前では柔らかく素直になれる一方で、持ち前の良さを発揮できていないように感じているはずです。
相性分析から見た、萌子さまがファイナルローズに選ぶお相手を予想!
いよいよ、残すところは最終回のみとなりました。正直に言いますね。
わたしは友人たちに「もう萌子だれも選ばんでいいよ!!!ふさわしい相手いなくない!?映画の『卒業』みたいにケビンがファイナルローズの場面でドーン!ってドアを開けて『俺は弟じゃねえ!!!』って叫ぶとかでいいよ……。」とぼやいてきました。
だけど、それぞれの相性を分析してみると、案外すんなりと彼女が選ぶであろう男性像が浮かんできたのです。
わたしが予想する、最後のバラを受け取る相手は……
やっぱり、杉ちゃんこと杉田陽平さんです!
個人的な意見ですが、恋愛って、基本的に自分にはないものを持つ人に惹かれるものだと思うんです。
その上で、共有できるものが多い相手や、自分自身が豊かになれる相手をパートナーとして選ぶと上手くいくはず。
だから、萌子さんが杉ちゃんの前でだけいつも見せるあのくしゃっとした笑顔がすべての答えだと思うんですよね。
これまでは、杉ちゃんじゃあ萌子さんの相手として頼りないんじゃないかと考えてたんです。でも、それでいいんですよね。だからこそ、萌子さんが萌子さんとして輝けるような存在だったなんて。
それに、恋愛や結婚の相手だけで人間関係が形作られるわけではないから。ふたりが一緒にいることで、いままでにないような世界に触れたり、これまでは周りにいなかったような人たちとも出逢えたり。
そうやって彩られるお互いの人生が「増えていく」ような感覚を得られるはずです。
萌子さんはとても聡明な女性だから、それがわかってここまで選んできたんじゃないかなあ。
一方、もし予想が外れてコウコウを選ぶとしたら、きっとお互いに「似てる」部分が多いだけに、親密な関係になればなるほど反発しあうことが増えていきそう。
コウコウ、わたしはたまらなく好きなんだけどね(顔が)!!!
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